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海峡ニュースから考える、秋の資材対策

2026年10月1日

10月になりました。今月もちゃんと書いてます。最近ニュースで、ホルムズ海峡ってあんまり聞きませんよね。でも実は、バブ・エル・マンデブ海峡っていうのが地味にキているんです。
バブ、エル、マンデブ。。。嚙みそうで噛まずに言えるようになってきました。「海峡と梱包資材、なんの関係があるねん」と思いますよね。それが、大ありなんです。

テープやポリ袋の原材料はナフサ。
そのナフサは、海の向こうから船に乗ってやってきます。
つまり、海の道が詰まると、テープ1巻にまで効いてくる。

<ニュースのおさらい>

・6月:イランの同盟勢力であるフーシ派が、バブ・エル・マンデブ海峡を封鎖する可能性があると報じられました(Forbes JAPAN 6月2日)
・9月10日:そのフーシ派が、海峡から北へ約70〜80kmの港町「モカ」を掌握。海峡の統制権の確保を目前にしている、と報じられました
・同じ記事では、サウジアラビアの石油輸出量が13年ぶりの低水準になった、という話も紹介されています
・9月28日(月):サウジアラビアの外相と米国の国務長官がワシントンで会談。両海峡の「海洋安全保障と航行の自由」が重点テーマになったそうです(アラブニュース 9月29日)

6月には「かも」やった話が、9月にはだいぶ現実味を帯びてきた、っちゅーワケです。ちなみに、モカ。コーヒーの「モカ」と同じ名前です。のんきに言うてる場合ちゃいますけど。

<日本地図でたとえると、こんな感じ>

・いつものルート(ホルムズ海峡)
 広島県 → 瀬戸内海 → 大阪府

・遠回りルート(紅海~バブ・エル・マンデブ海峡)
 広島県 → 山口県 → 瀬戸内海 → 大阪府

・大回りルート(ジブラルタル海峡~アフリカ喜望峰)
 広島 → 日本海 → 鹿児島 → 太平洋 → 四国 → 大阪府

ホルムズ海峡が通りにくくなって、2番の遠回りルートに頼ってきた。
その2番まで、雲行きが怪しくなってきた。
どないすんねん。これが今の状況と感じますね。

広島のお好み焼きを大阪に届けるのに、鹿児島経由。。。
冷めるどころの話やありませんで。遠回りすると、
・船代が上がる
・日数がかかる
・納期が延びる
・結果、値段にもはね返るで、ほんま

で、国内の資材状況ははどうなん?
今のとこ、国内の資材は間に合っていて、欠品もありません。
ここはご安心ください!
(一部ゴム系OPPテープ、着色セロテープ、変な幅のテープは変わらずですけど。そこはおいておいて。)

ただ、テープやポリ袋の原材料はナフサ。
海の道の影響は、これからじわっと効いてくるんちゃうかと見ています。じゃあ、どうするか海峡のことは、正直こちらではどうにもなりません。
でも、間に合っている今だからこそ、できることがあります。
・年末に向けて、早めに手配する
・1つの資材に頼りすぎない「Bプラン」を持っておく
・そもそもの使用量を減らす「引き算」の見直しをする
8月にも書きましたが、喉元過ぎて熱さを忘れる前に、です。

(補足)一部では10/8納品分よりストレッチフィルムの価格を下げるとか下げないとか噂が飛び交っておりますが、どうなるかは神のみぞ知る。


堺市で80年、一緒に考えます。お気軽にお声がけくださいませ。

【今月の川柳】
 値は上がる ならば減らすは 箱の中

いやいや、それはステルス値上やろ! あかんやつ。
(川柳後の一人ツッコミを人生初でやってみました。)

 世界の海のニュース、これからも追いかけていきます。
では、また来月。